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Why trackball

  • 机が狭い
  • 今更トラックポイントでもない
  • タッチパッドはWindows ではMacほど有効でない

腱鞘炎というわけでは、ない

というわけで

うっかり自宅用にトラックボールを買ってみたら意外と慣れてしまったので勢い余って職場用のを買ってみたらどうも失敗したようだという話。 買ったのは以下の2製品。

別にElecom縛りってことではないんだけど、個人的にはケンジントンのでかいやつは無理だろうと思って避けたものの、ロジクールのは普通に評判が良いようなので選択肢としてありだとは思っている。近くの電気店にはElecom以外のトラックボールの扱いがなかった。

で 多分 M-XT3DRBK (前者)が EX-G で M-XPT1MRXBK (後者)がEX-G Pro ってことになっているんだと思うんだけど、その名の通りEX-G Proのほうがボタンが多かったり、作りの細部にこだわりがありそうな感じもあったりで値段も倍くらいする。最初自宅用に EX-G を買って、使ってみたところ最初の1時間くらいは何か腕の筋にいやな痛みがあるような感覚があったのだけど、そのまま作業に集中して数時間使っていたら慣れてしまった。場所も取らないし操作感も軽くてよいので、職場のマウスがちょうど何やらへたってきたので、いいタイミングと思って上位グレードと思われる EX-G Proを購入した。

だがどうも様子がおかしい。

ぱっと見てわかるのはEX-G ProはボールがEX-Gと比較すると上に向いている。多分このせいではと思うのだが、ボールに働いている慣性もしくは摩擦が大きくなっている気がする。つまり、細かく正確に動かすことが難しい。力(というほどではもちろんないのだが)を入れなければボールが動き出さないし、一度動き出すとすぐに止まらないというような。しかし値段が倍もする上位モデルが下位モデルより動きがぎこちないなんてことあるだろうか?

また一見して分かりにくいが、EX-G ProはEX-Gに比較してサイド部分にボタンが増えており、専用のソフトウェアでボタンの動作をカスタマイズできる。EX-Gのほうは、もともと機能の割り当てられたボタンはあるものの、カスタマイズなんてことはできない*1。が、Ex-Gの一番右のボタンに割り当てられている、「押下されている間だけカウント数を下げる」という機能は、EX-G Proに割り当てることができるキーの機能として存在しない(ように見える)。値段が倍もする直系の上位モデルが下位モデルより機能が足りないなんてことがあるだろうか?

Amazonのレビューでは後者が高得点なのだけど、個人的にはどう考えても評価が逆だ。まだ長期間使ってのレビューではないので、耐久性などの観点ではどうかわからない。しかしどう考えてもProのほうが使いにくい。

追記

ほかにも気になる点

  • PROのほうがクリック音やホイールの回転音が大きい
  • PROのほうがサイズが大きいので、本体に対して手をのせる形になる。そのためか、右側のボタンをうっかり押してしまうことがある
  • PROのホイールは回転が固い。そのためホイールの一番本体から遠いポイントを撫でて操作すると余計な力がかかってしまうのかホイールクリックになりがち。手前側を撫でるように操作する必要がある。

*1:と思っているが、もしかして同じソフトウェアを使用すれば可能なのか?という疑問がたった今脳裏をかすめた