お久しぶりです。
正直もうこのブログのことなんて忘れていたのだけどちょっとイライラが募ってきたので4年越しに書く次第です。
ってーのは最近発表/発売されたELECOMのトラックボールについてだ
上記はELECOMのトラックボールの新シリーズISTが、ボールの支持部品を交換可能な仕組みを搭載して発売されるという発表と、そのうちのベアリングモデルのみ発売延期になったという発表です。ベアリングは前評判が高かったのでこのニュースにがっかりしたり憤っている向きはあると思うのですが、今回はその話ではありません。なぜなら私は今回ベアリングモデルの発売延期を知って人工ルビーモデルを買ったのですから。
ELECOMは以前にも人工ルビーを搭載したモデルを発売していて、私はそのうち EX-G(M-XT3DRBK)とEX-G Pro(M-XPT1MRXBK)というモデルを所有しており以下でレビューというか、感想を述べています。
詳細は上記を読んでほしいのですが、同じ人工ルビー支持モデルながらEX-Gは特に問題ないものの、EX-G Proはボールが引っかかるしでかくて疲れるというのが大体のところです。個人的にはEX-G Proは高く、でかく、EX-G比良いところは保証期間の長さだけという評価です。
ELECOM "IST"5ボタン 人工ルビーモデル (有線)
まあそんなことから数年たち、他のトラックボールもいろいろ試してみながら今回 IST の有線人工ルビーモデルを買ったわけです。
ボールに触れる前、本体に手のひらをかぶせた瞬間からよみがえる EX-G Pro の記憶。具体的には:
- なんだかでかく感じる。おそらく手のひら部分から先端に向かっての下降が一般的な製品より緩やかなのだと思われる。指先で握る感じにならない。そのため、ボタンのクリックには指先ではなく手の甲あたりの筋肉を使わされる感じになり、クリックしにくい。これは EX-G Pro も同様。
- ボタンがカチカチうるさい。これも EX-G Pro 同様。
- ボールがとにかく引っかかる。これは EX-G Pro 比悪化している。
上記のAmazonレビューでもいくつか同等のレビューが出てるので個体差ではないのだろうと思いますが、それにしても個体差と思われるほど私の手元にあるISTは引っかかりがひどい。スムーズに回る部分と、引っかかりやすい部分がある。どこでも不意に引っかかるというよりは触っていて「このあたりは引っかかる」というような手ごたえがある。
ということは、これは支持部分の問題というよりボールの製造精度の問題なんじゃないかという気がしてきます。
じゃあ一発ボール交換してみるか?とおもってググったりアリエクってみても36mmというこのボール径の交換用ボールは出てきませんでした。ELECOM自身が発売している交換用ボールが満を持して検索結果に載ってきます。
現時点、唯一残されている道は、ボール支持部が交換可能というISTの仕様です。つまり今後無事にベアリングモデルが発売になり、この交換可能な支持部の機構が活きて交換パーツがベアリングに交換できれば、もしかするとスムーズに回るようになるかも?
というわけで、以前の記事以降に使ってみたトラックボールのレビューを以下に。
LOGICOOL MX ERGO
- 高い。
- 性能については文句なし。ボールがひっかかるとか、握りが浅いといった問題もない。
- 手首の角度を2通り選べるが、あんまりどっちがいいという感じがない。どっちでもいい。
- 2台の端末と同時にペアリングでき、正面のボタンで接続先を切り替えられる。ロジクールのマウスだと切替ボタンがマウスの裏についていたりする。正面についていた方が使いやすい。
- 割と重く、安定感がある。
- クリックは静か。
- ドライバやファームの面倒を見てくれる Logi Options+ が若干動きが怪しいのが気になる。FLOWとか設定がうまくいかないことが多い。
- 高い。
DIGIO2 Q
- 小さい以外に悪い点がないと思う。
- 小さいのはモバイル向けだからだが、小ささが許せるのなら最高といってもいいかもしれない。
- 無線のレシーバが付属しており、本体に格納できるのも良い。
- ドライバ回りも難しいことはなく差してそのまま使える感じがいい。
- クリックは静穏仕様で静か。ボールもスムーズ。
- 値段もお手頃。
以上。正直まだまだ EX-G が現役で使えるんで、キーボードほど数は触ってないですね・・・。